ご機嫌いかがかな?
まったりサムライじゃ!
『これからブログを作成する者に捧ぐ五箇条』として、現在、
其の一【ブログ作成前に考えておくべき3つの事!】
其の三【無料ブログ徹底比較!自分に合ったブログサービスを見つけ出せ!】
と、順に学んできた。
今回は、
無料ブログでなく、自分でサーバーをレンタルしようと考えている者に捧ぐ記事じゃ!
『これからブログを作成する者に捧ぐ五箇条』其の四は、
レンタルサーバー会社数社を徹底比較し、最強のサーバーを選定するぞぃ!
しかし、それだけだとよくあるやつじゃ…。
当サイトでなくとも検索すれば山ほどでてくる…。
せっかく当サイトを訪問してくれたお主に特別な情報を届けたい…。
サイトを運営した事が無い者はどのような情報を求めておるのか…。
拙者が「サーバーとは何ぞや?」な駆け出しのころ、サーバー比較サイトを読みあさり勉強したものじゃ。(懐かしいのぉ~)
その時、知らない用語や機能が山ほどあり…、無知ゆえに自分で選定できなかった。
よって!
今回は、サーバー選びで注意しなければならないスペック等を各種専門用語を解説しながら比較、選定していくぞ!
せっかく当サイトに訪問してくれたお主に
「自分でも納得した、失敗しないレンタルサーバーの選定」をご提供する!
サーバー選びで注意するべきスペック!
サーバーを選定する時、いくつかの重要なスペック(機能)がある。
機能名だけ聞いても初心者にはピンとこないと思うので、重要なスペックを一つ一つ、どういうものなのか見ていこう。
データ容量
「データ容量(ディスク容量)」とは、サーバーに保管できる文書データ・画像データ量の最大値だ。
データ容量が多いとそれだけ多くの画像をアップできる。
サーバー契約時にデータ容量の少ないプランで契約してしまい、容量の上限に達してしまうとそれ以上画像のアップや記事の投稿も出来なくなってしまう。
容量のせいでサイト運営がそこで終わってしまうのだ!
では、どの位のデータ容量があれば安心してサイト運営できるのか?
動画をアップする場合は除くとして、誰でも利用するであろう画像データがどの位のものなのか見てみよう。
このページで使用しているアイキャッチ画像は、
- データ……jpg画像
- 縦横比……2:1
- サイズ……680px × 340px
- 解像度……96dpi
の画像だ。
この画像の容量は、約 50KB となっている。
つまり、データ容量が10GBもあれば、50KBの容量の画像が約20万枚アップできるという訳だ。
※〔 1GB → 1,000MG 〕〔 1MB → 1,000KB 〕
一記事に画像は3枚程度、画像サイズも大きくて幅1,000px位。
そのようなサイトの場合、4~5年運営してても5GBにも満たないだろう。
殆どのレンタルサーバーは10GB以上の容量のプランが多いので画像の大きさにこだわらないサイトの場合サーバーの容量はあまり気にしなくてもよさそうだ。
但し!
大きな画像をアップする予定がある場合は別だ、
- データ……jpg画像
- 縦横比……3:2
- サイズ……6,000px × 4,000px
- 解像度……300dpi
程の大きく美しい画像(非圧縮)のデータ容量は、約5MBにもなる。
容量が5MBのにもなると、先と同じ10GBの容量のサーバーと契約した場合、
約2,000枚程しか画像をアップできない計算になる。
大きくて美しい画像をたくさんサイトにアップしたい者(写真中心のサイト)は少し大きめの容量で契約した方がいいだろう。
データ容量のまとめ
今回、ピックアップした比較対象サーバーは全て25GB以上の容量が利用可能だ。
25GBもの容量があれば、一般的なブログのようなサイトを5つ運営しても問題ないであろう容量だ。
容量に関してはほとんど気にする必要はない。
マルチドメインとは?
「マルチドメインの数」とはサーバーに登録できる「ドメイン」の数になる。
「マルチドメイン」が3個の場合、3つのドメインを登録できる。
つまり、異なったドメインのサイトを3つ運用できるということだ。
先の「データ容量」で、容量はどのサーバーも十分であることがわかった。
つまり、1つのサイト運営では使いきれない可能性が高い!
将来的に2つ以上のサイトを運営することを見越して、「マルチドメイン」は多い方が良いだろう。
MySQL ってなに?
多くのレンタルサーバー比較サイトにしれっと書いてある「MySQL」の数。
実は、これは、WordPressでサイト運営を考えている者にとっては非常に重要な項目である!
「MySQL」とは、
、、、と書くと、一記事では説明できない程の量の専門的な知識を説明する必要があるので、ここでは超簡単に説明する。
「MySQL」というのは、超簡単に言うとデータベースを管理するシステムのことだ。
何のデータを管理するのか?
ここでは深く考えずWordPressのデータベースを管理するのに必要!と覚えておいてほしい。
(超簡単な説明だが、アプリケーションのプログラミング等するつもりがなければ知らなくても何の問題もないシステムだ。)
WordPressのデータベースを管理する「MySQL」だが、
管理できる数に限りがある。
よくサーバー比較サイトで見る「MySQL → 〇〇個」というやつだ。
WordPressサイトは、その管理できる数に含まれる。
つまり、「MySQL」が1個。ならば、1つのWordpressサイトが登録可能だということになる。
逆に言えば、1個ならば複数個のWordpressサイトを作成できないということだ。
「MySQL」の数 まとめ
「MySQL」の数は、Wordpressサイトの数に直接関わってくる大切なサーバースペックだ!
「マルチドメイン」の数が複数個あっても、「MySQL」が1個なら1つのWordpressサイトしか作れない。
WordPressでサイト・ブログを作成しようと考えている者は「MySQL」の数は要チェックだ!
データ転送量
WEBサイトを観覧する時、アドレスを入力したりクリックしてそのアドレスの文章をサーバーから転送してもらうことになる。
「データ転送量」とは、訪問者が自サイトを訪れる度にサーバーが訪問者に送るデータ量の上限のことだ。
「データ転送量」が小さいと、多くのアクセスに対応できない。
サイト1ページの容量はどの位なのだろう?
(安心なされよ!調べ申した!)
ページの容量を調べるツールはいくつかあるが、今回は【 GTmetrix 】を使った。
参考までにいくつかのページの容量を載せておく。
- Googleホーム画面……約640KB
- Yahoo!ポータル……約2.5MB
- YouTubeホーム画面……約1.85MB
- 当サイト前回の記事……約1MB
レンタルサーバーでは、1日目安、40GB程の転送量に対応するサーバーが多いのだが、
サイト1ページの容量は以外に大きいことがわかる。
白紙にHTML・CSSだけでコーディングするような“静的ページ”の場合ここまでの容量を使うことはまずないが、
Wordpressのようないくつものプログラムがヘッダー部分や本文、その都度変わる新着記事などを読み込み表示する“動的ページ”が主体のサイトの場合容量が2MBを超えることも珍しくはない。
(一度のアクセスで何度もサーバーからデータを転送してもらって表示していると思ってもらえればいい。)
1ページの容量が約2MB位のサイトで、40GBの転送量に対応するサーバーを使った場合、
1日約2,000PVまでは転送可能ということになる。
データ転送量まとめ
自分が運営しようとしているサイトがどの位の容量になるのか?
目標とするアクセス数等はあるのか?
など、総合的に考えて契約する必要がある。
ほとんどのサイトの場合転送量は40GBもあれば十分だと思うが、アクセス数は自分でコントロールできるものではないので、多いに越したことはない。
せっかくブログの記事がバズったのに転送量オーバーで表示されないなんてことがおきないように…。
ページの表示速度
「転送量」に加えて表示速度というものがある。
これは公式に発表され、数値ででるようなものではないのだが、
レンタルサーバー会社によって様々だ。
表示速度は回線の太さのようなもので、太ければ大量のデータも一瞬で転送できるが、
細いと転送に時間がかかる。
別に少しくらい構わないと思うかもしれないが、「ページの表示速度」は「SEO」にかかわる大切な評価項目だ。
Googleはページの表示速度が遅いサイトを検索結果上位に表示させにくくしている。
ページ観覧者の利便性が損なわれるからだ。
「表示速度」が早いレンタルサーバーと契約することで、「SEO対策」ができる。
サイトを運営し始めると、みな一度は「SEO」という言葉を聞くと思うが、1記事目投稿前にも「SEO対策」は始めるべきなのだ。
独自SSL
五箇条 其の一
【 サイト作成前に考えておくべき三つの事 】でも少し述べたが、
独自SSLを取得した安全なサイトの方が、Googleから高評価を受ける事ができ、上位表示される可能性が上がるのだ。
つまり、SSL化さることで「SEO対策」ができるということだ。
サイト運営後でもSSL化はできるが、アドレスが【 http:// 】から【 https:// 】に代わってしますので、全てのページのアドレスを変更する必要が出てくる。
将来的にSSL化を考えているのであれば、サーバー契約前に一度検討してほしい。
契約するレンタルサーバーによっては「独自SSL」が無料で使えるサーバーもあるからだ。
レンタルサーバー徹底比較!
前置きがかなり長くなってしまった(約4,000字…)が、しかたない。
それほどしっかり検討して損はしない。
では今回の本題である、レンタルサーバーの比較に入ろう!
単にレンタルサーバーといっても、個人向けのサーバーから企業向けの大きなサーバーまで多く存在する。
今回は、拙者が個人向けのレンタルサーバーでイチオシのサーバー会社をピックアップした。
ピックアップしたレンタルサーバーを前項で学んだ知識を生かして比較し、自分に最も合ったサーバーを選定しようではないか!
ここまでレンタルサーバー選びのポイントを学んできたお主に恐らく拙者からの解説は不要であろう!
拙者がピックアップした
- エックスサーバー(X10プラン)
- さくらサーバー(スタンダードプラン)
- ロリポップ(ライトプラン)
- バリューサーバー(まるっとプラン)
の【費用・容量】、【スペック】を表にした。
レンタルサーバーを契約したい者はおそらくWordpressでのサイト作りを検討しているだろうと見込んで、プランはどのレンタルサーバーも「MySQL」が利用できるプランになっている。
大手レンタルサーバー徹底比較! 【 費用・容量 】 |
|||||
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サーバー名 | 月額 | 初期費用 | データ容量 | マルチドメイン | MySQL (Wordpress) |
エックスサーバー (X10) |
900円/月 | 3,000円 | 200GB | 無制限 | 50個 |
さくらサーバー (スタンダード) |
515円/月 | 950円 | 100GB | 20個 | 20個 |
ロリポップ (ライト) |
250円/月 | 1,500円 | 50GB | 50個 | 1個 |
バリューサーバー (まるっとプラン) |
133円/月 | 無料 | 25GB | 3個 | 1個 |
大手レンタルサーバー徹底比較! 【 スペック 】 |
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サーバー名 | データ転送量 | 表示速度 | 独自SSL | その他 |
エックスサーバー (X10) |
70GB/日 | ★★★★ | 〇 (無料) |
好きなドメインプレゼントキャンペーン WEBフォント(もりさわフォント) |
さくらサーバー (スタンダード) |
40GB/日 | ★★ | 〇 | WEBフォント(もりさわフォント) |
ロリポップ (ライト) |
40GB/日 | ★ | 〇 (無料) |
|
バリューサーバー (まるっとプラン) |
150GB /月 (5GB/日) |
★★★ | 〇 | ドメインも無料 |
エックスサーバー
業界トップクラスの高機能サーバー。
高速、高安定性を誇り、メンテナンス時間も短く稼働率は年間99.99%!(メンテナンス時間は年間通して約1時間)
独自SSLも無料で利用でき、現在(2018年3月まで)ドメインも無料でもらえる!(キャンペーンは結構な頻度でやっている)
管理画面も非常に見やすく、わからないことがあってもサポートが早く丁寧!
もはや言うことがないレンタルサーバだ!
(価格が少し高いが…コスパは十分)
さくらサーバー
「さくらのレンタルサーバ」は比較的低価格で、そこそこのスペックをもったサーバーだ。
容量100GBと十分な量があり、MySQLも20個と、これまた十分!
エックスサーバーよりはスペックは落ちるが、近い能力はもってる。
WEBフォントの「もりさわフォント」が無料で使えるのも嬉しい。
ロリポップ
「ロリポップ!」はとにかく安い!!
管理画面も見やすく初心者でも初期設定はさほど難しくない。
この価格でSSLも無料で利用できる点もかなりいい!
サクッと、気軽にサイト運営を始めるなら「ロリポップ!」がいいだろう。
バリューサーバー
「バリューサーバーの【まるっとプラン】」はサーバーと同時にドメインまで契約できる!
しかも、月額133円~とむちゃくちゃ安い!
更に初期費用も無料!
データ転送量に難ありだが、小規模サイトなら十分だ!
アクセス数なんて気にせず、身内だけで楽しむようなサイト運営にはピッタリのサーバーだ!
まとめ
いかがだったかな?
「月額」さえ気にしなければ、ほとんどの者が「エックスサーバー」が良いと判断したのではないだろうか?
その判断は間違いではない。
「エックスサーバー」は業界一の高機能を誇るハイスペックサーバーだ!
価格はその他のレンタルサーバーよりは高いが、コストパフォーマンスは一番!
拙者がおススメするとしたら間違いなく「エックスサーバー」をお勧めする!
(拙者もエックスサーバー利用中!)
固定費が少し気になるところだが、容量が200GBもあるのでWEBサイト以外にも、
お気に入りの写真の保管先にも使える。
拙者もサブドメインでインデックスさせずに(noindex)、かつ!サイトにパスワードまで設けて娘のお気に入り写真を収めたサイトを持っている!(探せるものなら見つけてみよ! 笑)
サーバーの引っ越しもできるが、少し骨が折れる作業になる(少なくとも拙者は…)ので、レンタルサーバーは、長く付き合えそうなサーバを慎重に選定すべきじゃ!
では次回、
またお会いしよう!