おのおのがた。
ご機嫌いかがでござるか?
今回も、これからブログを作成しようとする者必見の記事じゃ!
『ブログ作成前に読むべし!これからブログを作成する者に捧ぐ五箇条』の其の三 では、
無料ブログを徹底比較するぞ!
目次
無料ブログ徹底比較!自分に合ったサービスを見つけ出すのじゃ!
徹底比較といっても、
現在、ブログサービス事業は日本中に100社以上ある。(総務省調べ)
それらを箇条書きで書いても比較するのが難しい。
それに、
あまり登録者数が多くない小さな無料サービスを利用すれば、最悪の場合全てが水の泡になる。
前回の記事(其の二)でも述べたように、いくら無料であっても登録者数が減ったりして事業として成り立たなくなればサービスは終了するだろう。
もしそうなれば、長年育てた大切なサイトのデータは全て失われる可能性が非常に高いのだ!
よって今回は、登録者数の多い大手無料ブログサービスをピックアップした。
今回、拙者がピックアップした無料で使えるブログサービスは、
- Ameba ブログ
- はてなブログ
- FC2ブログ
- WIX ブログ
- ライブドアブログ
- エキサイトブログ
- Blogger
の7つだ。
どれも登録者が多い大手ブログサービスで安心して利用させてもらうことができるだろう。
ピックアップした7つのブログサービスを、
- 「アフィリエイト」
- 「デザイン」
- 「サーバー容量」
- 「SEOの強さ」
の4つの切り口で徹底比較し、ランキングを付けさせてもらった。
あくまで拙者が付けたランキングだが、無料ブログサービス選定の手助けに去れば幸いだ。
アフィリエイト重視な者へおススメ!無料ブログ比較!
『ブログを楽しく運営しながら広告収入も得たい!』
恐らく多くの方がこのタイプであると思う。
ブログで広告収入を得るにはブログ内のどこかに企業の広告を貼る必要があるが、
無料ブログサービスの中にはその広告掲載を禁止しているものもある。
まずは、広告掲載の自由度が高い順に広告掲載可能な無料ブログサービスを紹介する。
アフィリエイト自由度 無料ブログ比較 |
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---|---|---|---|
順位 | ブログサービス | アフィリエイト | Googleアドセンス |
1 | FC2ブログ | 〇 | 〇 |
2 | Blogger | 〇 | 〇 |
3 | WIXブログ | 〇 | 〇 |
4 | ライブドアブログ | 〇 | 〇 |
5 | Amebaブログ | 〇 | × |
6 | はてなブログ | アダルト広告 広告メインは × |
〇 |
7 | エキサイトブログ | × | × |
2018年2月 当サイト調べ
※サービスの規約変更の可能性もあるため、広告掲載時はブログサービスの利用規約を確認願う。
順位の4位以上は大した差はない。
広告掲載の不可のサービスでも、有料で掲載可能になる場合もある。
アフィリエイト不可の無料ブログサービスは少ないのであまり気にする必要はなさそうだ。
サイトデザインにこだわる者におススメ!無料ブログ比較!
サイトに個性を持たせることも大切だ。
一度訪問してくれたユーザーに印象に残るサイトにすることで、
二度目以降の訪問時、「来たことあるサイトだ」と思ってもらえる。
更に、有益な情報を提供していた場合、ブックマークしてもらったりリピーターになってもらえる確率が上がるからだ。
決められたテンプレートで作成する無料ブログでは個性が出にくい。
しかし、中にはHTML・CSSの編集が可能なブログサービスも存在する。
次は、サイトデザインの豊富さ、自由度を比較しランキングを付けさせてもらった。
サイトデザイン・自由度 無料ブログ比較 |
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順位 | ブログサービス | CSS編集可能 | HTML編集可能 | テンプレート数 |
1 | FC2ブログ | 〇 | 〇 | 1,000以上 |
2 | Blogger | 〇 | 〇 | 1,000以上 |
3 | WIXブログ | × | 〇 | 500以上 |
4 | Amebaブログ | × | △ (自由度は低い) |
500以上 |
5 | ライブドアブログ | 〇 | 〇 | 300以上 |
6 | はてなブログ | 〇 | 〇 | 247 (公式は36) |
7 | エキサイトブログ | × | × | 175 |
2018年2月 当サイト調べ
※サービス変更等考えられる。実際に登録の際は公式サイトで確認願う。
『FC2ブログ』『Blogger』『はてなブログ』は一般ユーザーが独自にテンプレートを作成し公開しているので、公式のテンプレート以外で気に入るものがあればインストールして利用することができる。
今回は、用意された「テンプレート」数でランキング付けをさせてもらったが、
注目すべきは、「HTML・CSSの編集が可能かどうか」にあると拙者は考える。
「これしかない!」といったテンプレートに出会えればいいが、
そういった出会いは珍しい。
「もう少しサイドバーが広ければ…」
「見出しの装飾が理想と少し違う…」
「文字の右に写真が欲しいな…」
そういった希望を叶えるために編集するのがHTML・CSSなのだ。
サイトのデザイン・自由度の無料ブログ比較では、
テンプレート数も多く、HTML・CSS共に編集可能な『FC2ブログ』『Blogger』に軍配が上がった。
デザイン、自由度重視の者はけんとうしてみてはいかがだろうか。
※今回の調査のため、『WIXブログ』に初めて登録したのだが、そのテンプレートの美しさにびっくりした!
あまり利用者が少なく見慣れていないということもあるかもしれないが、Wordpressを思わせるようなしっかりとしたテンプレートだった。
CSS編集ができないのは辛いが、一度テンプレートだけでも見てみてもいいかもしれない。
【 WIX公式 テンプレート 】
【 拙者も少し試してみた 】(特になにも作ってないが…)
HTMLソース記述後テキストボックスをドラッグして好きな場所に表示させられる機能にも驚いた!
複数サイトを作れるのも魅力の一つだ。
容量重視の者(画像の多いブログ)におススメ!無料ブログ比較!
保存しておけるデータ容量も、無料ブログサービスで気になるポイントだ。
無料で使わせてもらえるデータ容量をまとめてみた。
無料で使える容量を比較! 無料ブログ比較 |
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順位 | ブログサービス | 容量 | 備考 |
1 | ライブドアブログ | 実質 無制限 |
初期は10GBの容量 申請が通れば随時追加 |
2 | はてなブログ | 実質 無制限 |
テキストの容量は無制限 画像データは毎月300MBに制限 |
3 | Amebaブログ | 1TB | テキストは無制限 画像データ容量が1TB アップロード可能画像サイズは3MB |
4 | FC2ブログ | 10GB | ※初期は2GB 申請が通れば10GBにアップ |
5 | Blogger | 1GB | 画像データはGoogle Picasaに保存される Picasaの容量が1GB |
6 | エキサイトブログ | 1GB | |
7 | WIXブログ | 500MB | プレミアムプラン(有料)登録で容量アップ |
2018年2月 当サイト調べ
※サービス変更等考えられる。実際に登録の際は公式サイトで確認願う。
WIXブログのみ初期容量が500MBと少し低めだが、
その他のサービスは十分過ぎるほどの容量が容易されている。
あくまで、1記事にアイキャッチ画像含めて3枚程しか使わない拙者の場合だが、
サーバーの容量なんてとりあえずの段階なら1MBもあれば十分!
拙者はエックスサーバーでサーバー契約後3年間数個のサイトを運営しているが、現在の使用料は約1MBだ。
※参考までに拙者は、
画像は1,000Pxを超えるような大きな画像はヘッダー位にしか使っておらず、
画像は圧縮して使用している。
一記事で使用する画像は平均3つ位。
総記事数は、正確ではないが500記事位。
この使用量で現在1MBだ。
注意しなければいけないのが、『はてなブログ』と『Amebaブログ』だ。
『はてなブログ』の場合、容量は無制限だが一ヵ月にアップロードできる画像容量は最大300MBとなっている。
写真が趣味で美しい写真をブログに載せたい場合は最大容量に達してしまう恐れがある。
また、更新頻度が多く、画像も多く使う場合も同じことが言える。
※600p × 400pxの画像サイズのjpg画像で、100KB位のサイズ(非圧縮)
『Amebaブログ』の場合、アップロードできる画像サイズが300MB以下となっている。
こちらも、サイズの大きな非圧縮の写真や、png画像はアップロードできない可能性がある。
どちらも、記事中心のブログの場合全く気にしなくてもいいレベルだ。
ブログが写真中心になりそうな者や、大きくて美しい写真を使いたい者は注意してほしい。
ブログサービスのSEOの強さを気にする者におススメ!無料ブログ比較!
SNSでの拡散もそうだが、最も効果のあるアクセスアップ方法は『検索結果で上位表示』させることだ。
検索結果で上位表示させるためには、“有益で価値のあるコンテンツ”を作ることだが、
サイトの価値を判断し、順位をつけているのはプログラムだ。
よって、“抜け道”というものではないが、ある程度自サイトを高く評価してもらう方法もある。(SEO対策)
その一つが、「ドメインの強さ」だ。
そこまで大きな要因ではないが、
質も量も全く同じ記事があった場合、「ドメインが強い」記事の方が若干検索結果で優遇されるということだ。
ドメインの強さ=サイトの規模 のようなもので、
拙者はブログを始めた当初あまり気にしていなかったが、一応比較してみたので見てほしい。
大手検索エンジンのGoogleは、ドメインの強など公開していないので、
今回は、参考までに【 MOZ 】の無料SEOツールを使って「ドメインの強さ」の参考値を比較してみる。
同時に【 SimilarWeb 】を参照した2018年11月の各無料ブログサービスのドメインアクセス数も比較したぞ!
参考にしてほしい!
SEOの強さを比較!(ドメインの強さ) 無料ブログ比較 |
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順位 | ブログサービス | ドメインの強さ (MAX100) 【MOZ】データ参照 |
2018年11月の アクセス数 【SimilarWeb】データ参照 |
1 | Blogger | 97 | 195,000,000 PV |
2 | WIXブログ | 93 | 840,000 PV |
3 | Amebaブログ | 91 | 270,500,500 PV |
4 | FC2ブログ | 89 | 282,500,000 PV |
5 | はてなブログ | 89 | 103,500,000 PV |
6 | ライブドアブログ | 84 | 25,400,000 PV |
7 | エキサイトブログ | 77 | 33,900,000 PV |
2018年2月 当サイト調べ
「ドメインの強さ」では『Blogger』が1位となった。
アクセス数も月間1億9千万PVと多い。
しかし、アクセス数だけで見れば会員数の多い『Amebaブログ』や『FC2ブログ』の方が勝っている。
アクセス数は、サービス登録者数でかなり左右されると考えられる。
よって、「ドメインの強さ」(サイトの強さ)のみを重要視している者は、『Blogger』『WIXブログ』『Amebaブログ』あたりがいいだろう。
2位の『WIXブログ』は「ドメインの強さ」の値は高いものの、アクセス数に伸びがない。
というのも、『WIXブログ』はまだ新しく登録者数もまだ少なめだ。
日本でもあまり知られていないサービスかもしれない。
※本来なら今回の比較対象から外すべきだが、実際に拙者も使ってみて、テーマの完成度の高さを見て驚き比較対象に入れている。
各無料ブログサービス
Amebaブログ
アドセンス広告不可、CSSの編集不可、とマイナス要素もあるものの、
多くの者が利用している無料ブログサービスだ。
アメブロはマイナーな検索ワードでしかされていないイメージがあるが、(個人の日記のようなブログが多いためか)
大きなコミュニティーとして成り立っている。
『Amebaブログ』はAmebaブログ運営者のアクセスが多くなる傾向がある。
というのも『Amebaブログ』の機能の一つに「あしあと」機能があるからだ。
アメブロユーザーのサイトを訪問した際「あしあと」を残すと、それがそのサイト運営者に伝わる。
「あしあと」を見てどんな人が来てくれたのか?気になって自分のサイトにも来てくれる。という仕組みだ。
この機能をいかして、他ユーザーの記事に「あしあと」を多く残し自サイトへのアクセスを促すような使い方もできるだろう。
FC2ブログ
一時期質の悪いコンテンツ(アダルトや、何の情報も得られないまとめサイト)が殆どだった。
拙者も「FC2ブログ=アダルト」という偏見さえ持っていた。
しかし、最近はそのようなアカウントが整理されたのかあまり見かけない。
CSSの編集も可能なので個性のあるオシャレなサイトも見かける。
初期のデータ容量10GB(申請後)もかなり魅力がある。
ブログが成長してきたら月額300円で容量を無制限にできるのもありがたい。
はてなブログ
全体的にあまりパッとしないランキング順位だった『はてなブログ』
しかし、「アクセス数の稼ぎやすさ」で言えばダントツで一位だ!
『はてなブログ』の機能で「はてなブックマーク」機能がある。
はてなブックマークしてもらうことで、まず“被リンク”を得ることができる。
(被リンクとは、他のサイトに自サイトへのリンクが貼られること)
そして一番大きなアクセスアップ要因は、
「はてなブックマーク」がバズる可能性を秘めていることだ。
はてブがバズって自サイトへの大量アクセスが発生する経緯は大体こんな感じだ。
- はてなブックマークを短期間で5つ程集まるとポータルサイトに“新着記事”として、はてなブログにピックアップされ更なるアクセスアップが見込める。
- 更に大量のはてなブックマークが集まると今度は“人気記事”としてピックアップしてもらえる。
- “人気記事”までいくと、はてなブログユーザー以外のユーザーの目にも留まりやすくなる。(HOTな情報が多いのでチェックしている人が多い)
- 噂が噂を呼び瞬く間にアクセスが増える。
(SNSでもシェアされて驚くほどの大量アクセスになる)
「はてなブックマーク」によるバズは、Wordpress等のその他のブログでも起きる。
、、、が!
『はてなブログ』はコミュニティーがとても盛んでブロガー同士の繋がりが強く、挨拶代わりのブックマークも行われている。
バズる可能性は『はてなブログ』ユーザーの方が高いだろう。
今回の比較内容ではいまいちの順位だったが、かなりおススメできる無料ブログサービスだ!
(拙者も初めて作ったサイトははてなブログであった)
※はてなブログのテンプレートは文字サイズが小さいものが多い!
(Googleが推奨する文字サイズは16px以上だがそれ以下のテンプレートが多い)
16px以下の文字ばかり(見えにくい)で文章を作ると検索結果上位表示が難しいだけでなく、
最悪の場合スパムサイトと判断されかねない。
(ひと昔前に1pxや0pxでキーワードを詰め込み上位表示を狙うサイトが多かった)
『はてなブログ』利用時は注意したい。
こちらのサイトがこの件に対してわかりやすく、面白く解説している。
【「うわっ…はてなブログ、読みにくすぎ…!」最大の原因はコレ】
ライブドアブログ
『ライブドアブログ』一番のメリットはデータ容量を気にする必要が殆どないことだ。
なんと、ブログ開設初期から10GBの容量を使える。
ブログが成長し、容量がいっぱいになっても容量を追加してもらえる。(写真ばかりをアップするような使い方をしている場合は不可)
大きく綺麗な画像をたくさん使ったブログを作成したい者におススメできる無料ブログサービスだ。
Blogger
『Blogger』といえば運営元が「Google」であるという安心感がまず感じられる。
流石は天下の「Google」が運営するサービスだけあって、強制的に挿入される広告は一切ない。
ドメインの強さ、CSS編集可能・アフィリエイト可能というサイト構成の自由度、どれを取っても満足できる。
唯一のデメリットは、『はてなブログ』や『Amebaブログ』のような、コミュニティーツールが無く、アクセスが集まりにくいということだ。
開設当初はWordpressサイトのようにアクセス者がほとんどいない孤島でのブログ更新作業が待っているだろう。
WIXブログ
『WIXブログ』はテンプレートが非常にオシャレなものが多い。
残念ながらCSS編集は出来ないが、そのままでも十分に使えるものもある。
そして高機能!
プラグイン機能も豊富で、「買い物かご」を設置したウェブショップページも作成可能だ。
(ショッピングサイト作成前には“特商法”などの法律をしっかり確認すること。)
HTML・CSSの知識が無い者にも使いやすい!
拙者もお試しで登録して少し遊んでみたが、ドラッグでどこでもテキストや画像を表示できる直感的な操作性はWordpressを凌駕するものがあると感じた。
(どのようなソースになるのかは未確認だが…)
フリー画像も多く用意されており、まさに至れり尽くせり!
拙者がお試しで作成(遊んだ)したページの残骸URLを貼っておく。
参考にならないと思うが、参考にしてほしい。
【 拙者も少し試してみた 】
(テキストボックス、画像をドラッグでペタペタしただけ)
エキサイトブログ
アフィリエイト不可(月480円で利用可能)、CSSカスタマイズ不可、データ容量もいまいち…。
エキサイトブログを比較対象に入れたのは、シンプルなテンプレートが多く女性に人気があるからだ。
、、、これだけ聞くと低評価の無料ブログサービスだと思うかもしれないが、そんなことはない。
今回比較対象に上げなかった何件かのブログサービスよりは十分に充実したサービスとなっている。
どんなテンプレートがあるのか位は確認してみてもいいだろう。
まとめ
いかがであった?
自分が求める条件が全てそろったブログサービスを見つけることはできたかの?
ブログ初心者・上級者。
作成するブログの種類。
ブログに求めるもの。
人それぞれ、自分に一番合ったブログサービスが存在する!
世間の評判が悪いからといって自分に合わないとは限らないぞ!(拙者が出したランキングも同じ)
自分がやりたいことをはっきり決めればおのずと最も自分にメリットが大きいブログサービスが見えてくるものじゃ。
己を知り、サービスを知り自分にピッタリのブログサービスを見つけてくれぃ!
次回は、
自らサーバー契約から入る者のために、レンタルサーバーを徹底比較するぞ!
サーバー選びに役立ててくれぃ!
※おまけ
ブログは書きたいが、ジャンルが決まらない、、、。
そんなお主に朗報じゃ!
『WIXブログ』『Blogger』に関しては現在あまり情報が出回っておらず穴場じゃ。
CSS編集で日本人好みのサイトレイアウト作成が容易にできる者は、その手のサイトを作成すればライバルが少なく、上位表示される可能性が高いぞぃ!