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アドセンス「自動広告」のメリットとデメリット

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2018年、2月20日から、Googleアドセンスの「自動広告」が利用可能になっている。

「自動広告」というのは、‹head› 領域に1つのコードを書き込むだけで当該ページに最適な広告を自動で設置してくれるという優れものだ!

拙者も現在(2018/2/21から)お試しで導入中だ。

今回は、アドセンス「自動広告」導入のメリット・デメリットを上げていこうと思う。

先述した通り、「自動広告」は、
‹head› 領域に1つのコードを書き込むだけで当該ページに最適な広告を自動で設置してくれる。

表示される広告は、

  • テキスト広告とディスプレイ広告
    (一般的なテキスト・バナー広告)
  • インフィード広告※モバイルのみ対応
    (記事リスト・商品リストなどに溶け込む形で表示される広告)
  • 記事内広告
    (段落中などに設ける外観を損ねない広告)
  • 関連コンテンツ※モバイルのみ対応
    (関連記事の中に複数個表示される広告ユニット)
  • アンカー広告※モバイルのみ対応
    (画面上部または下部に固定され表示される広告)
  • モバイル全画面広告※モバイルのみ対応
    (ページ読み込み時に全画面に表示される広告)

の中から自分で選択が可能だ。

この「自動広告」でGoogleに広告掲載を“おまかせ”することで、
最適な広告掲載が可能な訳だが…、

次項からはアドセンス「自動広告」のメリット・デメリットをみていこう!

アドセンス「自動広告」の メリット

「自動広告」導入で得られるメリットは以下のものがある。

広告配置場所で悩む必要がない!

広告を自分で配置する場合、ユーザーの離脱率や最適な広告の量などを考慮して広告を張り付けていく訳だが、案外時間がかかってしまい“手間”だ。

「自動広告」ではそれら全てを“おまかせ”出来るので非常に“楽”になる。

しかも、広告配置場所でのポリシー違反におびえる必要もない!

“関連コンテンツ”広告を利用可能!

アドセンス広告の一種である“関連コンテンツ広告”は誰でも掲載出来る訳ではない。

“関連コンテンツ広告”は、
トラフィック量や、ページ数、ビュー数などでGoogleから認められた者だけが配置できる広告だ。

「自動広告」では、“関連コンテンツ広告”未承認の者でも配置される

ただし!
配置されるのはモバイル端末のみで、表示位置はフッターの下!というとんでもない場所だ。

拙者の経験上、モバイルからのアクセスでユーザーがフッターまでたどり着くのは20%以下だ。

クリック率は比較的高い“関連コンテンツ広告”だが、見られなければ意味がない…

現在利用中のアドセンス広告と併用可能!

自サイトを分析していくと、クリック率が高い広告位置は必ず見つかる。

「自動広告」を導入したは良いが、その個所に広告が表示されないのは辛い…。

だが!心配する必要はない!

「自動広告」は現在配置中のアドセンス広告との併用が可能だ!

つまり、サイドバートップの広告だけは既存の広告を利用し、あとは“おまかせ”…

こんな使い方もできる。

サイト毎に表示広告の種類を設定可能!

「自動広告」はURL(サイト)毎に表示させる広告の種類を設定できる。

つまり、一般的に“ウザい”とされているアンカー広告や全画面広告も、『このサイトだけ表示する』といた使い方もできる。

収益アップにつながる!

広告を控えめに設置しているサイトの場合、今までの数倍の広告が掲載されることになる。

結果、インプレッション報酬(インプレッション単価広告)だけで考えれば収益は間違いなく増加するだろう。

だが!
アドセンス広告の主はクリック単価広告による収益の方が圧倒的に多いのであまり期待しない方が良い。




アドセンス「自動広告」の デメリット

自動広告を設置することで以下のようなデメリットも考えられる。

サイトのデザインが悪くなる…

「自動広告」を導入すると、意図せぬ個所にも広告が表示されてしまう。

流石に言葉の途中に広告が挿入されるようなことはないが、

『あっ、そこに入ってくるんだ…』と思うような個所にも躊躇することなく入ってくる。

このサイトの場合も、サイドバーの運営者情報の中にも表示されたりしていた。

拙者が少しテストしてみたところ、段落間でなくとも文字間を少し開けるとそこに広告が挿入されることが多く確認できた。

それほど考えられて配置されるわけではない…

上記でも述べたように、段落・空間があれば入り込んでくる印象をうける「自動広告」

サイドバーに広告が表示されている記事中にも広告は入ってくる。

人によって考えは様々だろうが、拙者の場合、サイドバーに広告が見える位置では基本的には記事中には広告は表示しない。

拙者のような考えの者は、「自動広告」にすこし違和感を感じるかもしれない。

広告表示数が多すぎ!

昔のように、広告設置最大数が決められていた時代からすれば幸せな悩みだが…

「自動広告」を試してみればわかる! 本当に広告だらけになるのだ!

拙者の場合だが、

  • テキスト広告とディスプレイ広告
  • 関連コンテンツ
  • 記事内広告

の3種類の広告を選択し、表示させてみたところ…

既存の広告(サイドバートップ・記事下ダブルレクタングル)以外に、7つもの広告が表示された。(ページによる)

ここまで広告が多いと、広告感半端ない記事になってしまう。

広告の数は多すぎるとかえってクリック率は落ちる。

ユーザーが広告い“慣れ”るからだ。

『自動広告によって広告の数を増やしたはいいが、収益は減る』という事態も起こりうる。




まとめ

今回、メリット・デメリットをあげていったが、「自動広告」自体サポート開始からさほど時間もたっておらず、なんとも言えないところはある。

ただ、一つ言える事は、

アドセンス広告初心者や、記事を書くことに集中したい者にはおススメできる広告だ!

今回、拙者もお試しで利用しているわけだが、
今現在、見積収益事態は上がっている!

しかし、収益の増減のデータを取るには時期がよくない…。

2月・3月や11月・12月は多くの企業の決算時期と被っており、収益は増加傾向にあるからだ。

拙者は、
自分でデータを取り、自分で最適な広告配置位置を模索したりすることが好きな方なので「自動広告」にすることでそれらの面白みは無くなってしまうが、

しばらくは「自動広告」を掲載し様子をみてみるつもりだ。

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