Googleアドセンス広告は“クリック”されることで収益が生まれる広告配信サービスだと思っていないだろうか?
確かに、最も収益が生まれるのは“クリック課金型広告”だが、“クリック”以外でも収益は生まれる。
アドセンスには“クリック課金型広告”とは別に3つの広告収益が存在する。
今回はGoogleアドセンスで表示される広告の種類についての記事じゃ!
アドセンス広告の収益の種類
アドセンスの広告の収益は4種類存在する。
- クリック課金型広告(CPC)
- インプレション単価型広告(CPM)
- アクティブビューのインプレッション単価制広告
- エンゲージメント単価型広告
の4つだ。
誰もが知っているのが“クリック課金型広告”だろう。
しかし、それ以外にも実は収益は発生している。
次項からはそれぞれの収益について説明するぞ。
クリック課金型広告
みんな知ってる広告収益の種類だ。
クリック課金型広告は“クリック”によって収益が発生する。
具体的な計算方法は、
クリック課金型広告の収益 = クリック単価 × クリック数 × スマートプライシング
じゃ!
この広告の種類はもはや説明不要じゃな。
インプレッション単価型広告
“インプレッション単価型広告”とは、その名の通り“インプレッション”すなわち、ブラウザに“表示”されるだけで収益が発生する広告だ。
“表示”されるだけで収益が生まれる!と聞くと魅力的に感じるかもしれないが、その単価は非常に低くおまけ程度だ。
インプレッション単価型広告は、広告によって決められた“インプレッション収益単価”によって決まり、その単価は大体100円前後。
このインプレッション収益単価は、1,000回表示された時の単価になっている。
つまり、収益の計算方法は、
インプレッション単価型広告の収益=
広告のインプレッション数 × インプレッション収益単価 ÷ 1,000
ということになる。
アクティブビューのインプレッション単価制広告
かなり聞きなれない名前だが、“アクティブビューのインプレッション単価制広告”とは、広告が長く見られなければ収益が発生しない広告だ。
アドセンスヘルプによると、
広告の少なくとも 50% が最低 1 秒間画面に表示された場合
とある。
つまり、画面上にアドセンス広告の半分以上が表示されている状況を1秒以上維持しなければ、何の収益も発生しない広告ということになる。
収益自体は微々たるもので、拙者の場合、全体の2.5%程の収益でおまけのような広告だ。
表示広告の種類がこれに偏るとキツイ気がする…
エンゲージメント単価型広告
“エンゲージメント単価型広告”とは、ユーザーの広告に対する“愛着”がある時に収益が発生する。というマニアックな広告だ。
広告に対する“愛着”???
となるのは皆同じ。
説明すると、
- 広告の上にマウスカーソルをのせる
- 広告のミニゲームで遊ぶ
- 広告を操作する
といったように、“ユーザーが確実に広告に対して興味を示している”と確認出来た時のみ収益が発生する広告になっている。
そのマニアックさ故、なかなか表示されないということもあり、収益も微々たるもので無視していいレベルだ。
“クリック”されずとも収益が発生する広告もあり嬉しい反面…。
せっかく得た“クリック”が、「インプレッション単価型広告」だった場合、そのクリックによる収益は無く、ただ「インプレッション単価型広告」のインプレッション数+1で終わってしまう…。
おもしろい収益計算方法だが、良し悪しだ…。(マイナス要素の方が多い気がする…)